2012/11/15

卒業と旅立ちと新たな夜明けへ

いつも番組を見て下さっている方でしたら、

もう説明自体不要だとは思います。

番組開始からずーっと一緒にやってきた、メインMCの若狭みなとが

前回の放送で番組を卒業することになりました。

卒業の理由は彼女がバレーボールのVリーグの公式アンバサダーという

わかりやすく言えば応援部長みたいなのに任命されて

全国の会場を飛び交うことになったりと多忙になったから。

つまりは、本当の意味で大きな舞台に向かって卒業することになりました。



若狭みなとと初めて会ったのは、

初回放送開始の1時間ほど前。

これを言うとなかなか信じてもらえないかもしれないんですが、

本当に実際そうでして、

これから始まりますっていう新しい番組の

本当に台本なんかもなんにもなくて、

僕らは中くらいのサイズの楽屋にみんなで集まって、

そこで初めましてと挨拶をし、

打合せをそこそこにしたのち、そのまま番組スタートとなりました。

僕や竜ちゃんなんかは久保さんとは何度もご一緒にさせて頂いていたので、

ある意味その辺は仲間と一緒にやっているって感じで安心感はあったのですが、

若狭みなとは、本当に知らない人ばかりで、

ましてや初日にも関わらず久保さんのファンの方などが客席にいて、

あの時は割りと平然としていたんですが、こうして一緒にいる時間が積み重なって思うのは

きっとあの時は想像以上に、いや計り知れないほどに緊張していたんだと思います。

第一回放送の時の若狭みなと

緊張で今では考えられないくらい目が釣り上がっているなあw



僕らは翌週からも特に大きな打合せもなく、

文字通り台本の無い番組を一緒にやっていきました。

無駄にしゃべりが多い男どもに囲まれて、それはそれは大変だったと思います。

あーしよーこーしよーがあったかどうかはわかんないですが、

多分もう完全に流れるままにその船に乗っていくしかなくて、

でも、その船がどこに向かっていくかなんて分からない…そんな日々だったと。

 甘いものに目が無かった若狭みなと

番組終わりにはよく打ち上げにいったのですが

その度に彼女は甘いモノを頼んでは嬉しいそうにしていました。

なるみさんをはじめとするお客さんにもよくスイーツの差し入れしてもらってましたね。

こーじさんが来る前に勝手に食べちゃったりして怒ったことあったねw
(こういうこと言うとどうも若狭みなとをいじめてるキャラが定着しそうで嫌だなぁ…)

若狭みなとの手作りクッキー

そういえばよく手作りクッキーなんかも持ってきてくれた。

さすが女の子だなって思っていたけど、

あの時は彼女なりに、自分にもみんなに何かしたいっていう

そんな一生懸命さの現れだったんだろうなあって思う。

本当にいつもありがとう。美味しかったよ。


最初の頃は単にお人形さんみたいで可愛いねって

そんな風にお客さんに言われてただけ…っていうと失礼か

そんな彼女だったけど、いつの間にかそんなお客さん達を

どんどんファンにしていって、

いつの間にか、彼女目当てで来るお客さんが増えていってたなあ。

ツインテールの若狭みなと

最初の頃は全然無名で仕事もほとんど無かったらしいけど、

骨髄バンクの公式ソングだったりの仕事で徐々に露出が増えてきて、

だんだんと忙しくなっていってたよね。


番組開始当初にくらべたら本当に垢抜けてきて、

どんどんと存在感がしっかりと出てきたよね。

そういえば、たまにガッツリと言い合いしたりして、

お互いの仕事にかける色々を話しあったりしたよね。


番組の中でレコーディングしたりしたなあ。

溝口さんがMCとして参加したところから始まった「ぼくらのスカイツリー」企画。

元々は『明るい若狭計画・みなとみらい』 っていう企画だったよね。

せっかく一緒にやっているんだから、若狭みなとを有名にするために色々やっていこう!

って感じの企画だったと思う。

その流れのひとつで、何か歌を作って歌おうって話になって、

僕はその曲の歌詞を書かせてもらうことになった。

知っている人は知っているだろうけど、冒頭の「スカイツリー」っていうフレーズ、

このフレーズを若狭みなとが口ずさんだところから、

この曲の全てが始まって、そして全てが終わっています。

若狭みなとに始まり、若狭みなとで終わる…そんなふうに出来ているんですよね。

若狭みなとが作ってくれた誕生日クッキーケーキ


僕の誕生日を祝ってくれたこともあったよね。

後々知った若狭みなとが、こっそりと手作りで作ってくれた。

こんな風に手作りのお菓子で誕生日祝ってもらうのなんて何年ぶりだろう。

本当にありがとう。そのチョコレートで書かれたひとつひとつの文字に感謝をしています。
 (名前間違っているけどねw)

 番組にいつも来てくださる若菜さんのご協力で制作したソラカラちゃん風衣装

 徐々に『ぼくらのスカイツリー』が完成に向かうに連れて

若狭みなとの仕事も少しずつ忙しくなっていって、

Vリーグの正式発表前は本当に忙しそうだったよね。


久保さんに渡してもらったデモCDをいつも大事そうに持って帰ってたよね。


そういえば番組の中で泣かしちゃったこともあったよね。

女の子を泣かすなんて最低な奴だと、カミソリ入の手紙が連日トラックで送られてきたよ(嘘)

それでもめげずに一生懸命、自分に何が出来るかを模索し続けていたよね。

Vリーグのアンバサダーに任命されて、一気に忙しくなって

急遽卒業することが決まった時、数日メールなんかでやりとりして、

本当にあまりに突然のことに驚いていたりしたよね。

でも、本当にすげー素晴らしいことだと思う。


そうそう、想い出話ばかりで肝心の卒業放送のことだけど、

この日は観覧のお客さんの入場が開始したら、

怒涛のお客さんの数…恐らく番組開始依頼一番多い日だったと思います。

その全てが、若狭みなとの卒業を見届けるために集まったお客さん。


実はネット上で、若狭みなとの卒業ということでみなさんで呼びかけあっていただき、

最後に何か出来ないかとサプライズを計画されていました。

僕も少しだけお手伝いさせて頂くことになり、

番組のディレクターとも前日の深夜とかに打合せしたりと

本当にみんながこの日のために色々と計画していました。


…と、実はこの日はもうひとつ別のサプライズが。

11/14に久保こーじさんの誕生日ということで、

若狭みなとが主導で、誕生日サプライズを計画していたのでした。

若狭みなとのサプライズと久保こーじさんのサプライズと…

本当にみなさんありがとうございました。

ネット上でそのやりとりを見ていたのですが、みなさん本当にお忙しい中

あれやこれやと奮闘していただきありがとうございました。

若狭みなとも、ギリギリまで久保さんのためにとサプライズで動きまわったりして、

番組開始してしばらくして、決めていた合図とともに

久保こーじさんのNo!Galersの『Anniversary』という曲が流れる。

用意していあった花束などが手渡され、恥ずかしがる久保さんと、

そして安心した様子の若狭みなと。

サプライズの準備や、その後の打ち上げの手配などほんとにお疲れ様。

してやったりな顔の若狭みなと
そういえばこんな風に手を広げるの好きだったよね。

いっつも後ろのボードが見きれるから大変だったよ。


久保さんへのお誕生日サプライズが終わった後は

今度は久保さんから若狭みなとへのサプライズ。

さっきも書いた、『ぼくらのスカイツリー』のPVが完成したとのことで急遽上映会に。


番組開始当時はお客さんなんて正直そんなにいなくて、

毎週必ず来てくださっていたのが、このPVの制作をしてくださったこうへいさん。

あの頃はまだ今みたいにみんなが若狭みなとを応援してくださる前に

「みんなで若狭みなとを応援しましょう! 」なんて呼びかけて下さって、

きっとあの頃の応援がなかったら今の若狭みなとは無いと思います。


上映会が終わった後は、久保さんからジャケット等も出来上がっていた

パッケージされたDVDがプレゼントされました。

これには若狭みなとも感動していて、

卒業に合わせて忙しい中みんなで完成に向けてくださったんだなって…

本当に彼女が愛されているのがよくわかる瞬間でした。


そして、そのプレゼントの後はお客さんみんなで考えていたサプライズが。

急遽音楽が変わって、突如客席から以前番組にも出てくれたしゅんた君が登場する。

その手には卒業証書が。

なんと、前日までにみなさんで文面などを考えたり、

手書き(!)で賞状を作ってくれたりしていたのです。

その卒業証書が読み上げられ、手渡されると思わず涙ぐむ若狭みなと。

何かメダルのようなものをってことで、手作りのキラキラするフリスクケースメダルと、
そして花束が手渡されました。

この日は絶対に泣かないって決めていたからってことで、

ハンカチを持って来なかった若狭みなとは大号泣。

その後は最後の感想などを話ながら、無料放送終了。

有料のエクストラタイムもそのまま、色々な思い出話しをいたしました。


この日はひさしぶりに、スーパーサラリーマン竜ちゃんも駆けつけてくれて、

溝口和彦さん、そして僕と初の全員集合となりました。


初のレギュラー全員集合が若狭みなとの卒業式だなんて

なんだか寂しいけど、やっぱりすごいね。

持っているからこそ、こうして全部集まったんだと思う。

お客さんだって、卒業発表したのは4日前とかくらいのレベル。

普通の平日の夜にあんなにみんな集まってくれるなんて本当にすごい。


番組終了後は、こーじさんの誕生日会も兼ねて打ち上げ会場へ。


会場の手配までしてくれて本当に若狭みなとありがとう。

それと、急遽会計係をやってくださったあきこさん本当にありがとうございます。

会場では、若狭みなとへみなさんからの寄せ書きが手渡されていました。

この寄せ書きもすごくて、

ネット上でみんなでやりとりして、

当日会場に来れなかった方、そう!いわゆる『B-SIDE組』のみなさんも

ここにメッセージが載っているんです。

番組開始当初、PVを作ってくれたこうへいさんがスタジオ観覧組なら、

番組開始月からずーっと見ててくれて、

いつもネットで実況解説をしてくれている、とももさん、

毎度毎度一番乗りで番組へのお便りツイートをくれる、いるかさんなど…

番組の視聴数が全然なかったころから、

本当に支えてくださったみなさま。

そしてそれ以降もずーっと応援してくださっているみなさまの支えがあって、

こうして若狭みなとも無事に卒業出来たんだなって思いました。



次回からは、もう彼女の姿はありません。

もしかしたらまたゲストで来る時もあるかもしれませんが、

レギュラーでの出演はもうないです。


ここまで振り返ってみて、

どうして彼女がみんなに愛されたのか…

きっと、がむしゃらに分からないながらにも

一生懸命で、まっすぐで、素直で、

そして…何よりもその素敵な笑顔が

みんなのココロを癒し、勇気づけ、元気にしていたからでしょう。


『ぼくらのスカイツリー』という曲の歌詞は、

スカイツリー周りの景色を描いているだけ…な風に描いているんですが、

僕なりにそこに想いを乗せています。

作詞者がそれを細かく解説するとよくないと思うから、

ここで敢えてはいいませんが、

そんな僕の想いが、風に乗り込んで届くといいなって。


愛媛の新居浜から出てきて

そして一生懸命やってきて、

今まさに旅立とうとしている若狭みなとの願いが

スカイツリーのようにキラキラを明るく輝いていますように。



おつかれさま。がんばるんだぞ。

これからも変わらず応援しています。




さ、今週からは男祭りじゃ!!!!!


わっしょい!!!!!

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